ブリュワーズ・ケインの好捕が「Play of the Week」に

日本時間4月2日、メジャーリーグ機構は「Play of the Week」にロレンゾ・ケイン(ブリュワーズ)の本塁打キャッチを選出した。「Play of the Week」は今季から新設された表彰で、各週の守備面での最高のプレイを表彰するものである。初代受賞者となったケインは、カージナルスとの開幕戦で、1点リードの9回表二死の場面でホゼ・マルティネスが放った本塁打性の大飛球を好捕し、チームを勝利に導いた。

日本時間3月29日にブリュワーズの本拠地ミラー・パークで行われたブリュワーズ対カージナルスの開幕戦。カージナルスは1点を追う9回表二死走者なしの場面で、ブリュワーズのリリーフ左腕ジョシュ・ヘイダーに対し、右打者のマルティネスを代打で起用した。マルティネスはカウント1-0からの2球目、ヘイダーが投じた速球を捉え、打球は右中間への大飛球に。起死回生の同点ホームランかと思われた。

しかし、センターのケインが素早くフェンス際まで駆け寄り、ジャンプ一番、この本塁打性の大飛球を好捕。ミラー・パークは大歓声に包まれ、ケインは雄叫びを上げながら捕球したボールを天高く投げ上げて喜びを表現した。なお、ケインの好捕で開幕戦を制したブリュワーズは、同地区ライバルのカージナルスとの開幕シリーズ4試合を3勝1敗で終え、好スタートを切っている。

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