20歳のタティスJr.がメジャー初アーチ パドレスは大敗

【ダイヤモンドバックス10-3パドレス】@ペトコ・パーク

ブラディミール・ゲレーロJr.(ブルージェイズ)に次ぐ全米2位のトップ・プロスペクトとして大きな期待を背負っているフェルナンド・タティスJr.(パドレス)が、デビュー5試合目で記念すべきメジャー初本塁打を放った。6回裏、ダイヤモンドバックス先発のメリル・ケリーが投じたベルトの高さの速球を振り抜くと、打球はレフトスタンドへ一直線。20歳89日でのメジャー初アーチは、パドレスでは1988年のロベルト・アロマーより4日遅いだけの、球団史上2番目に若い年齢での本塁打となった。

タティスJr.のメジャー初アーチにパドレスの本拠地ペトコ・パークは沸いたものの、試合は10対3でダイヤモンドバックスが大勝した。韓国球界からの逆輸入右腕ケリーがメジャー初登板初先発で6回3失点の力投を見せると、打線はアダム・ジョーンズの3号ソロなどで初回に2点を先制し、その後も小刻みに得点を追加。5回終了時点で大量9点のリードを奪い、試合の行方を決定付けた。7回裏からは、この日メジャー昇格を果たしたばかりの有望株右腕、ジョン・デュプランティアーがメジャー初登板。3イニングを投げて打たれたヒットはエリック・ホズマーに許した内野安打1本だけであり、次打者のマニー・マチャドを併殺打に打ち取ったため、最少打者数で3イニングを無失点に抑え、メジャー初セーブをマークした。

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