津山城に忍者、観光客もてなす 5~7日に迷路イベント

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迷路入り口の天守閣前でポーズを取る鶴山隊のメンバー

 津山城に忍者現る!―。城下町津山のシンボルの国史跡「津山城跡」(鶴山公園、津山市山下)の魅力を高めようと、市民有志が忍者隊「作州忍者 鶴山(つるやま)隊」を結成した。14日まで開催中の津山さくらまつり期間中の5~7日、本丸広場で忍者屋敷をテーマにした迷路を設け、一大イベントを盛り上げる。

 鶴山隊は、市内で長らくイベント会社を手掛けてきた河部克己さん(77)=同市=が、全国で忍者や戦国武将を活用した観光振興が成功していることに刺激を受け、津山城跡でできないかと発足させた。隊名は、初代津山城主の森忠政(1570~1634年)が城を築く前の山の呼び名から付けた。

 1月下旬、知人の自営業先本広司さん(68)=同市=ら5人で組織し、今は約20人で活動している。通常は、園内で忍者の衣装をまとい、観光客らとの写真撮影に応じているが、まつりに合わせ、親子でそろって楽しめるようにと迷路を中心としたイベントを企画した。

 迷路は12メートル四方。姫路城(兵庫県)で忍者による盛り上げ活動を展開している「姫路忍者会」などにアドバイスをもらい、迷路の入り口を飾る高さ約6メートルの“天守閣”や忍者装束の小道具を手作りし、3月26~29日に本丸広場に設置した。天守閣をくぐって中に入り、隠し扉の仕掛けや真っ暗な部屋などを突破してゴールを目指す。

 イベントは午前10時~午後4時(雨天中止)。迷路の参加費は300円で、忍者の衣装を着て楽しむこともできる。手裏剣体験(200円)もできる。7日のみ、姫路忍者会によるショー(午前11時、午後0時半、同3時)も行われる。

 鶴山隊隊長の河部さんは「忍者隊を起爆剤に人の輪を広げながら、愛着あるお城山を盛り上げていきたい」と話している。問い合わせは同隊(0868―24―5100)。