ザッケローニが切るイカルディ問題!「トッティほどじゃないが…」

『Corriere dello Sport』は1日、「アルベルト・ザッケローニ氏は、インテルとイカルディの間に起こっている確執について話した」と報じた。

2月に行われたラピド・ウィーン戦を前にキャプテンを剥奪され、チームからも除外されたイカルディ。問題はクラブとの関係悪化にあると言われ、特に代理人兼妻のワンダ・ナラが問題になっているとも。

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そして先日弁護士の仲介によって両者は和解しイカルディは練習に復帰したものの、先日の試合では再びメンバー外に。報道では「イカルディが謝罪を拒否したから」だと伝えられた。

泥沼化する状況について、かつてインテルの監督も務めたことがあるザッケローニ氏は以下のように話したという。

アルベルト・ザッケローニ 「この問題がどこから始まったのかははっきりしない。何が起こったのかも正確にはわからない。しかし、キャプテンからアームバンドを取り上げたということは、なにか修復不可能なことが起こったに違いない。

インテルは簡単に抜け出すことができないように見える状況に飲み込まれてしまったようだ。私はそう思う。

イカルディをドレッシングルームに引き戻すための交渉には、私ならばもっと関与していきたい。なぜならそれが監督の仕事だからだ。

ただ、スパレッティはやるべきこと(イカルディを起用しない選択)をやっている。私もそうしただろう。

選手はドレッシングルームで生きるべき存在だ。プレーのためだけではなく、練習のためにもね。

怪我でもないのにそこから離れていたのだから、何らかの説明は必要である。それがすでに行われたとは思わないし、インテルとイカルディの代表者の間で合意はないだろう。ならば、チームに彼を戻すことは難しい。

イカルディは説明をしたくない。それをすべきであってもね。

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そして監督はその説明を求めている。巨大なパーソナリティをもった選手を管理するのは簡単ではないよ。特にプレーしていないときはね。

イカルディはトッティほどのカリスマ性を持っていないにしてもだ」

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