小林西、完封勝ち 春季九州高校野球県予選第9日

【準決勝・高鍋-小林西】粘りの投球で完封した小林西の大城

 高校野球の春季九州大会(第144回九州大会)県予選第9日は2日、宮崎市のKIRISHIMAサンマリンスタジアム宮崎で準決勝2試合を行った。小林西と宮崎第一が、3日の決勝に勝ち進んだ。

 小林西は、高鍋に5-0の完封勝ち。大城雄一朗が9安打を浴びながら、丁寧にコースを突いた。打線は三回に先制、六、七回に2点ずつを加えた。高鍋は5度得点圏に走者を進めたものの、得点できなった。

 宮崎第一は6-3で都城東を破った。同点の五回、四球や宇都龍成の中越え三塁打などで5点を挙げ一気に勝ち越し。川島隆志が粘り強くリードを守り抜いた。都城東は終盤に追い上げたが及ばなかった。

 決勝は同球場で午後1時にプレーボール。小林西は41季ぶり4度目、宮崎第一は初優勝を目指す。優勝チームは、20日から鹿児島県で行われる九州大会に、選抜大会出場の日章学園とともに出場する。

© 株式会社宮崎日日新聞社