福山翔大&DROP DOLL☆青春映画で迫力あるバンドパフォーマンスを披露!

福山翔大&DROP DOLL☆青春映画で迫力あるバンドパフォーマンスを披露!

音楽に熱い気持ちをぶつける青年と女子高生たちの青春を描く映画「JK☆ROCK」が公開。影のある主人公・海江田丈を演じる福山翔大は、劇中で見事なギターパフォーマンスを披露。また、音楽に夢中になる女子高生バンド3人組を、実際に劇中と同じバンド名で活躍するDROP DOLLの3人が熱演。映画初主演となった福山と、本作の主題歌「シークレットボイス」も担当するDROP DOLLに、作品への思いや撮影秘話、熱中していることを聞いた。

──最初に「JK☆ROCK」の出演が決まった時のお気持ちはいかがでしたか?

福山「初めて主演という形で映画に参加できることをうれしく思いました。以前、シーナ&ロケッツを題材にしたドラマ『You May Dream』(’18年)で、ギタリストの鮎川誠さんを演じたことがあったんですが、その経験も踏まえた上で、今回はオリジナル作品として役に向き合いました。実在の人物ではないので、丈を演じることについては気負いはなかったですね」

チヒロ「全国公開の映画に出演することが夢だったので、出演が決まった時は喜びでいっぱいでした。家の中で叫びまくったくらい!」

ユイナ「私も映画に出ることが夢だったので、めちゃくちゃうれしかったです。そのために頑張ってきたこともあるので、この作品で一気に全部出そうと思って、気合も入りました」

ユキノ「私たちの曲が主題歌にもなって! バンドとしてお芝居でも音楽活動でも大きな夢がかなって、本当に夢みたいです」

──どのように役作りをされましたか?

福山「監督と話していたのは、僕が演じる丈を薄っぺらい人間にはしたくないということ。丈の生い立ちや癖、人と話す時はどういうテンションなのか…など、細かい“温度感”について監督とよく話し合いました」

チヒロ「私が演じた桜は、土屋アンナさんに憧れている女の子だったので、土屋さんの出演映画『下妻物語』(’04年)を見て参考にしました。それから、私は普段から桜に似ている部分があって…」

ユイナ「パワフルだよね、元気いっぱいって感じで」

ユキノ「思ったことを素直に言うしね!」

ユイナ「私の役は、真緒っていう、リアルな女子高生に一番近いキャラクターなんです。だから、演じる時は、真緒のことを理解しつつ、リアルさと素直な感情を大切にしました。私も実際に女子高生なので!」

──3人が演じられた役はご自身に近いキャラクターだったんですね。

ユイナ「めちゃくちゃ近いです!」

チヒロ「割とそのまんまですね」

ユキノ「私が演じたリナは、親に音楽を反対されて悩んでいる女の子ですが、実は私も芸能活動を親に反対されて、一時期もう辞めないといけないという状況にもなったりして…。同じように悩む同年代の子たちに勇気を与えられたらなって、そんなことを考えながら演じました」

──演じる上で苦労されたことはありますか?

チヒロ「一番大変だったのが恋愛の部分です。映画の中で、桜が丈さんに思いを寄せるようになるんですが…、これメンバー以外の誰にも言ってなかったんですけど、撮影期間中、桜の気持ちになれるように、私のスマホのロック画面とホーム画面を全部福山さんにしてたんですよ」

福山「え!?」

ユキノ「ついに言った!」

ユイナ「なかなか言えなかったんだよね」

福山「それは役作りで? すごいねぇ!」

チヒロ「撮影中はバレないように隠してました(笑)」

福山「いやぁ…。恥ずかしいですね(笑)」

ユイナ「スマホを開くと必ず福山さんがいる、みたいなね」

ユキノ「福山さんの上に時計が載ってるの!」

福山「ありがとうございます(笑)」

──あらためて、主題歌はDROP DOLLの新曲「シークレットボイス」ですね。

チヒロ「信じられないよね!? 映画館のスクリーンで、最後に私たちの曲が流れながら名前(エンドロール)が上に上がっていくんですよ!」

ユイナ「それを想像したらたまらなくうれしいよね! エンドロールだけでなく、ラストシーンでも流れるんですけど、それは出ている人たちの思いが詰め込まれた『シークレットボイス』だから…」

ユキノ「エンドロールとはまた違った『シークレットボイス』を聞いていただけると思います」

──作品の中で、福山さんも見事な演奏を披露されていますね。

福山「演奏は練習あるのみなので、当たり前ですけど、家では寝る間を惜しんで練習しました。ずっとギターを触っていましたね」

ユキノ「福山さん、本物のバンドマンみたいでした!」

チヒロ「すごかったです!」

ユイナ「ライブ会場で演奏するシーンもありましたけど、本物のライブを見ているような迫力がありました」

福山「不安もあったんですが、作品の中でギターを触るのは『You May Dream』に引き続き2回目だったので、吹き替えせず、全部自分で無事に演奏することができてよかったです」

──福山さんからみて、3人の演奏はいかがでしたか?

福山「物語では丈が3人に教えるっていう設定でしたけど、僕はまったく教えられないし…(笑)。3人が実際に持っている結束力が作品にも如実に出ているし、演奏シーンでも楽器を持った瞬間に3人の表情や空気が変わるっていうのを目の当たりにして、“あぁ、かっこいいなぁ”って」

3人「わーーーーー! 褒められたー!!(拍手)」

福山「3人の演じるキャラクターはそれぞれ違いましたが、みんな役に自然に入っていった感じがして…。3人の演技を見て、僕も刺激を受けました」

──「JK☆ROCK」では若者たちが音楽に熱中する姿を描かれていますが、皆さんがプライベートで何か夢中になっていることはありますか?

福山「半身浴ですね。汗が出て、45分くらい入っているとボーっとするんですよ。1時間過ぎたくらいで限界なんですが、そのギリギリが心地良いというか…。半身浴を始めてから体が軽くなったというのもあって、最近ハマっています」

チヒロ「私はペットの犬の動きを観察するのが大好きで。肉球を触ったり、犬の骨がどうなっているのか走る動画を撮って見たり…」

福山「変わってるね、やっぱり(笑)」

ユイナ「私は空を見ることです。星や月を見るのが好きなんですが、宇宙って不思議じゃないですか。誰にも分からないっていう未知の世界が好きで…(上を見上げる)」

ユキノ「(屋内なので)ここに空ないよ(笑)」

福山「今、(ユイナには)見えてるんだね(笑)」

ユキノ「私は少年漫画が大好きで、家に300冊くらいあるんです。もともと、好きな漫画が映画化した時に主題歌を歌いたいっていう夢を持っていたんですけど、今回、映画の主題歌を担当できて、まさか出演することもできて、さらに『JK☆ROCK』が漫画にもなったんです! 今、人生バラ色です!」

──最後に、読者の皆さんへメッセージをお願いします!

チヒロ「DROP DOLLとしては一番最後のライブシーンが見どころです。みんなに見てもらって、音楽の楽しさを知ってもらえたらいいですね。これを機に楽器に挑戦してくれたらうれしいし、いつか主題歌の『シークレットボイス』をコピーして、動画をネットに上げてくれたらいいな!」

ユキノ「それ、いいね!」

ユイナ「#歌ってみた、とかね!」

福山「見どころは、みんなが実際に楽器を演奏して撮影に臨んだライブシーンと、それぞれの人間模様ですね。映画を見た皆さんが、爽やかな気持ちで“明日への一歩”を踏み出していただける作品になっていると思います!」

【プロフィール】


福山翔大(ふくやま しょうだい)
’94・11・17福岡生まれ。蠍座。A型。真夜中ドラマ「面白南極料理人」や映画「翔んで埼玉」(ともに’19年)などに出演。ドラマ「I”s」(BSスカパー!)に出演中。4月14日(日)スタートのドラマ「のの湯」(BS12トゥエルビ)に出演。

DROP DOLL
’18年8月より活動を開始した現役女子高生バンド。「JK☆ROCK」主題歌「シークレットボイス」が4月3日(水)発売。

チヒロ
’01・9・18生まれ。乙女座。O型。ドラムボーカル。

ユイナ
’01・9・27生まれ。天秤座。AB型。ギターボーカル。

ユキノ
’01・12・20生まれ。射手座。A型。ベースボーカル。

【映画情報】


「JK☆ROCK」
4/6(土) 全国ロードショー
若者たちの音楽への思いを描いた青春物語。所属していたロックバンドの解散をきっかけに音楽を捨てた丈(福山翔大)だったが、女子高生の桜(チヒロ)、真緒(ユイナ)、リナ(ユキノ)が結成したバンド「DROP DOLL」への指導を通して、音楽に対する情熱を取り戻していく。
配給:ファントム・フィルム

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取材・文/山口美奈 撮影/髙橋定敬
ヘア・メーク/佐々木篤[GLUECHU](福山)、吉山裕樹[f-me](DROP DOLL)
スタイリング/Stylist JOE[JOE TOKYO](福山) 衣装協力/bukht(福山)

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