たかまつさん出前講座 行方 持続可能な開発、理解を

ゲームやトークで楽しく

©株式会社茨城新聞社

カードゲームを通してSDGsを学ぶ参加者とたかまつななさん(中央)=行方市麻生

市民に「国連の持続可能な開発目標」(SDGs)への理解を深めてもらおうと、行方市は3月27日、同市麻生の麻生保健センターで、お笑いジャーナリストのたかまつななさんを講師に、「笑って学ぶSDGs」出張出前講座を開いた。

「お嬢様芸人」として活動するたかまつさんは、小学生の時に富士山の不法投棄の現状を目の当たりにしたことから社会問題に関心を持つようになり、18歳選挙権導入をきっかけに株式会社「笑下村塾」を設立。現在は各地でSDGsや主権者教育などの出前講座を行っている。

この日は「3分で分かるSDGs」として、17の目標があることや考え方を分かりやすく説明。数人ずつのグループに分かれ、オリジナルのカードゲームを通してSDGsの目標を学んだ。

ゲームはババ抜きの要領で、カードがそろって、捨てるとそれぞれの目標に応じた指示に従うルール。参加者は「キツネ10頭分の毛を使ったコートを買った。5秒以内に『フォックス』と10回言う」「働きすぎで寝不足に。1回休み」などの指示を受け、SDGsの考え方に触れていた。

出前講座には、たかまつさんのほか、サブ講師としてみのるチャチャチャ♪、アシスタントとしてオスペンギンも加わり、軽妙なトークで会場を盛り上げていた。

生徒会で参加した市立玉造中の川島梨聖さん(14)は、「これまでSDGsについては知らなかったけれど、楽しく学ぶことができた。給食の食べ残しを減らしたり、ペットボトルのキャップ集めをしたり、自分たちにもできることがあると思うので、取り組んでいきたい」と話した。

たかまつさんは「SDGsについて、まだまだ認知度が低い。きょう知ったことを、それぞれの立場で、そして地域で考えていってほしい」と呼び掛けていた。(石川孝明)