「難しい場合はゼロから」 V・ファーレン練習拠点 大村市への提案

 ジャパネットホールディングスの高田旭人社長は1日、子会社のサッカーJ2、V・ファーレン長崎の新しい練習拠点について、候補地とする大村市への提案に関し「(実現は)難しそうだと聞いている。難しい場合は、もう一度ゼロから別の方法を考える」と述べた。

 新練習拠点を巡っては、現在諫早市にあるクラブハウスと練習場の移転先を公募。関心を示した大村市と検討し、候補地を新工業団地(雄ケ原町)として協議を続けている。

 高田社長は「次の案を持ってはいない」としつつも、長崎市に新スタジアムが完成する予定の2023年までには、練習拠点を整備したい考えを示した。その上で、現状では「大村市の最終的な結論を待ちたい」とした。

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