8番・アルシアが決勝3ラン ブリュワーズ4連勝

【ブリュワーズ4-3レッズ】@グレートアメリカン・ボールパーク

ブリュワーズの8番打者が放った今季初安打は、試合を決める貴重な一発となった。1対1の同点で迎えた6回表、ブリュワーズはヘスス・アギラーの四球とヤスマニ・グランダルのヒットで一死一・三塁のチャンス。7番のベン・ギャメルが空振り三振に倒れて二死となったものの、グランダルの盗塁で二・三塁とチャンスが広がり、オーランド・アルシアが代わったばかりのレッズ3番手マイケル・ローレンゼンの2球目を振り抜いてライトスタンドへ1号勝ち越し3ランを突き刺した。その後、ブリュワーズはレッズの反撃を2点にとどめ、4対3で勝利して連勝を4に伸ばした。

ブリュワーズ先発のヨーリス・チャシーンが6回途中2失点、レッズ先発のアンソニー・ディスクラファーニが5回1失点と好投した一戦の勝敗を決したのは、8番アルシアの3ランだった。開幕から16打数連続ノーヒットに終わっていたアルシアにとって、試合を決めた1号3ランは待望の今季初安打。結局この試合でもヒットは1本だけで、今季の打率は.056(18打数1安打)となった。しかし、その一発が決勝打となってチームは勝利し、開幕6試合で5勝1敗の好スタート。チームを4連勝に導いた一発をきっかけに、アルシアも勢いに乗っていきたいところだろう。

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