レイズ・スネルが本領発揮 13Kの快投で今季初勝利

【ロッキーズ0-4レイズ】@トロピカーナ・フィールド

開幕戦でアストロズの一発攻勢の前に沈んだブレイク・スネル(レイズ)が、昨季のサイ・ヤング賞投手らしい見事なピッチングでチームを完封勝利に導いた。この試合のスネルは速球、変化球ともにキレがあり、4回までパーフェクトピッチングを展開。2回表二死から六者連続三振も記録した。5回以降もロッキーズ打線に付け入るスキを与えず、7回102球を投げて被安打2、奪三振13(自己最多タイ)、与四球1、無失点という圧巻のピッチングを披露した。8回以降は2番手のウィルマー・フォントが2イニングを無失点に抑え、レイズは4対0で勝利。スネルに今季初勝利が記録された。

レイズは初回にロッキーズ先発のカイル・フリーランドから一死満塁のチャンスを作り、相手のミスとギレルモ・エレディアの2点タイムリーで3点を先制。6回裏には二死からケビン・キアマイアーが二塁打でチャンスメイクし、クリスチャン・アローヨのタイムリーで1点を追加したが、この試合のスネルには4点の援護は多すぎるくらいだった。レイズはスネルが7イニング、フォントが2イニングを投げ、ロッキーズ打線に二塁すら踏ませない見事なリレーで完封勝利。ロッキーズはトレバー・ストーリーの2安打のみに封じられ、反撃のきっかけを掴むこともできなかった。

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