「桜花賞2022」radikoで春の競馬中継を聴こう

牝馬三冠レースの初戦「第82回桜花賞」（3歳・芝1600m）が、4月10日（日）に阪神競馬場で開催されます。"桜の女王"の栄冠を手にするのはどの馬なのか？ ぜひラジコで競馬中継をお楽しみください。

「桜花賞」とは？

1939年、イギリス競馬のクラシック競走「1000ギニーステークス」を模範に、最も速い牝馬の選定、優秀な牝馬を発掘する目的として、4歳（現3歳）牝馬限定の競走「中山四歳牝馬特別」（中山競馬場・芝1800m）が創設されました。1947年に舞台を京都競馬場へと移し、距離を芝・1600mに変更、レース名も現在の「桜花賞」に改称。1950年からは阪神競馬場での施行（延期・代替開催時を除く）となり、満開の桜が咲き誇る仁川のターフで数多くの名牝が名勝負を繰り広げています。

桜花賞は、優駿牝馬（オークス）・秋華賞と続く、中央競馬の牝馬三冠競走の第一関門として位置付けられており、5着までの馬にオークスの優先出走権が与えられます。過去に桜花賞を制したメジロラモーヌ（1986年、達成当時の三冠目はエリザベス女王杯）、スティルインラブ（2003年）、アパパネ（2010年）、ジェンティルドンナ（2012年）、アーモンドアイ（2018年）、デアリングタクト（2020年）の6頭が牝馬三冠制覇を成し遂げています。

舞台となる阪神競馬場は、直線の長い外回りコース、バックストレッチ半ばからのスタート。スタートから4コーナーに至るまでほぼ平坦に近く、ペースも緩むことなくレースが進むため、後傾ラップの傾向が強いです。スピードだけでなく、上がりの勝負に対応できる瞬発力も求められます。

「桜花賞」注目馬は？

桜花賞の前哨戦・チューリップ賞では、2着に1馬身差をつけて制したナミュール（牝3歳、栗東・高野友和厩舎）。昨年の阪神ジュベナイルフィリーズ（阪神JF）では1番人気に支持されるも、出遅れが響いて4着に終わりました。最終追い切りでは軽快な動きを見せており、桜の女王戴冠を目指します。

阪神JFを制した2歳女王・サークルオブライフ（牝3歳、栗東・高野友和厩舎）は、昨年のソダシに続く阪神JF・桜花賞の制覇に挑みます。前走のチューリップ賞では3着に終わったものの、前目の位置で展開するなど収穫の多いレースでした。自慢の末脚を発揮して、GI2勝目を狙います。

デビューから無傷の3連勝でファンタジーSを制したウォーターナビレラ（牝3歳、栗東・武幸四郎厩舎）。阪神JFでは3着、チューリップ賞では5着と敗れましたが、これまでの5戦全てで5着以内と安定感のある走りを見せています。栗東坂路では素軽い動きで好調さをアピール。鞍上の武豊騎手・武幸四郎調教師の兄弟コンビで挑む2度目のGIで、ビッグタイトルをつかみ取ります。

競馬中継番組まとめ

※放送情報は変更となる場合があります。

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