米津玄師が菅田将暉のために作詞・作曲・プロデュースした新曲「まちがいさがし」が、4月16日にスタートする松坂桃李主演のフジテレビ系連続ドラマ「パーフェクトワールド」（火曜午後9：00＝関西テレビ制作）の主題歌に決定した。
同ドラマは、20歳の時に事故で脊髄を損傷し車椅子生活を送ることになった建築士の鮎川樹（松坂）が、高校の同級生・川奈つぐみ（山本美月）と再会し心を通わせていくラブストーリー。主題歌に決まった「まちがいさがし」は、菅田の盟友・米津が作詞・作曲・プロデュースを行い菅田に提供した楽曲で、ドラマプロデューサーから主題歌のオファーを受けていた菅田が「この曲を主題歌として起用したい」と提案し決定した。ドラマ初回放送内で初めて音源が解禁される。
菅田は主演の松坂について「同業者の中で、常に間近で背中を見ていた人です。気付けば10年近くなりますでしょうか？ 今では会えば家族のようなあいさつをし、離れれば先輩後輩として作品のみで触れ合う」と深い関係性を紹介。主題歌を担当することには「そんな方のドラマの主題歌を僕が歌う。しかも米津玄師が作ってくれる。正直、何から整理すればいいのか分からない状況でした。ちょっと吐きそうでした。ただ、こんなぜいたくなことはないと胸躍る自分が間違いなくいました」と心境を明かしている。
その松坂は「初めて聴いた時、歌声から菅田の作品への思いがビシビシと伝わってきました。米津さんの書かれた歌詞に樹の心情とリンクする言葉が多く、ドラマの世界観からそのまま曲が流れていくことを容易に想像できるくらいピッタリだと思いました」と絶賛。菅田については「お互い同じ時期にデビューをした菅田と、こういう形で作品作りにかかわるということに不思議な縁、巡り合わせを感じます。10年前には全く想像しなかった出来事」とし、「この楽曲を聴きながら、ワンシーンずつを大切に撮影に臨んでいきたいと思います」と力を得ている。
