「この最新スタジアム、芝が塗装されているぞ」 フランスリーグ杯決勝で選手が暴露

『RMC』は1日、「ストラスブールのMFディミトリ・リエナールは、リールの本拠地ピエール=モロワの芝を酷評した」と報じた。

30日に行われた2018-19シーズンのクプ・ドゥ・ラ・リーグ(フランスリーグカップ)決勝戦。川島永嗣が所属するストラスブールとギャンガンが対戦し、両者ともに得点を決められずPK戦に。そこで4-1とリードしたストラスブールが2005年以来のタイトルを獲得している。

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その中でストラスブールの名レフティとして知られるMFディミトリ・リエナールはパネンカ(チップキック)でシュートを決めたことで大きな話題を集めた。(※動画5:19~あたり。Youtubeに飛んで御覧ください)

しかし、そのリエナールは試合後以下のように話し、会場となったリールの本拠地ピエール=モロワの芝がひどかったと不満を述べたという。

ディミトリ・リエナール 「それは本当だよ。決勝戦には残念なものだったね。特に芝は。

我々のような小さなクラブにとっては、決勝戦をスタッド・ドゥ・フランスでやれればさらなる喜びがあるけどね。美しいスタジアムだ。

いや、リールも美しいよ。それは問題ない。ただ芝生がさ…。

前日にはすでに見ていたよ。我々はそこに行ったからね。それを見て残念に思ったよ。試合の日の夜にも水をかけてもいなかった。

それはパスを送るたび、クロスを出すたびにわかったよ。良くなかった。前日には『塗装』されていたしね。緑に。

謝罪してほしいわけではないけれど、2つのチームが90分いいプレーをすることができないことは明白だ。

お客さんは退屈に苛まれなければならなかったかもしれないけれども、我々は勝ったから慰めにはなったよ」

また、ストラスブールのDFパブロ・マルティネスもそれを受けてTwitterを更新し、ショーツが緑に染まっている写真を投稿している。

リールのスタッド・ピエール=モロワは2012年に完成した新型スタジアムで、開閉式の屋根と移動式スタンドを備えた万能型競技場である。

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フィールドの半分は油圧リフトでスライドすることが可能で、音楽イベントやテニス、バスケットボールにも使えるということで有名だ。

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