業績悪化の地銀統合に特例

高シェア容認、独禁法除外

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首相官邸で開かれた未来投資会議=3日午後

 政府は3日の未来投資会議で、地方銀行や乗り合いバス事業者の再編を後押しするため、独占禁止法の例外ルールの骨格をまとめた。地銀の業績悪化が続いて地域の金融サービスに支障を及ぼす恐れがある場合に限り、貸し出しシェア(占有率)が高くなる経営統合も柔軟に容認。バスは赤字路線の維持を条件に競争を制限する運行協力を認め、経営安定につなげる。

 当面はこの2事業に絞り、独禁法の適用除外を定めた特例法か指針を整備する検討を進め、夏に決める成長戦略の実行計画に盛り込む。安倍首相は、地銀の不振の「悪影響は預金者や借り手に及ぶ」と述べ、さらに具体化するよう関係閣僚に指示した。