【MLB】古巣戦で本塁打のハーパー 美しすぎるバットフリップに米記者「3回転半」

古巣ナショナルズ戦で本塁打を放ったフィリーズのブライス・ハーパー【写真:Getty Images】

大ブーイングも、8回に2ラン本塁打を放つなど5打数3安打3打点の活躍

 フィリーズのブライス・ハーパー外野手が2日(日本時間3日)、敵地での移籍後初の古巣ナショナルズ戦に臨み、8回に2ラン本塁打を放つなど5打数3安打3打点と大暴れした。MLB公式サイトは「フィラデルフィア! ブライスの見事なバットフリップがDCへの凱旋を飾る」とのタイトルで特集を掲載した。

 13年総額3億3000万ドル(約367億2300万円)の超大型契約で移籍したハーパーは、古巣ファンから大ブーイングで迎えられたが、それを黙らせる大活躍。記事では「ナショナルズのファンを帰宅させ、フィリーズのファンを歓喜させた」と言及している。

 記事内ではハーパーの「ブーイングは聞こえていたよ。本拠地ではファンたちがTVの前で僕を応援して、雄たけびをあげているんだろうなと考えていて、ライトスタンドに多くの(フィリーズ)ファンがいてくれたのを見て、気合が入ったね」とするコメントを紹介。敵地まで駆けつけたファンに感謝すると、さらに「この場所がフィリーズファンのでいっぱいだったから、凄くテンションが上がったんだよ」と続けている。

 8回の本塁打後には一塁へ歩きながら右手で美しすぎる“バットフリップ(バット投げ)”も披露。米スポーツ専門局「ESPN」のバスター・オルニー記者は自身のツイッターで「ハーパーのバットフリップは3回転半、1260度」と、バットの回転数を分析しつつ、この“バットフリップ”を称えた。

 ハーパーは開幕4試合で打率.429、3本塁打、5打点の活躍。3、4月は通算打率.313、OPS1.074と、春先に強いことで有名だが、好調を維持して新天地のファンの心を掴むことはできるだろうか。(Full-Count編集部)

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