オリ山本、9回1安打無失点の好投報われず 援護ないまま延長突入、勝敗つかず

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オリックス・山本由伸【画像:(C)PLM】

味方打線は拙攻のオンパレードで山本に援護点を送れず

■オリックス – ソフトバンク(3日・京セラドーム)

 オリックスの山本由伸投手が圧巻の好投を見せるも、“見殺し”にされた。3日、京セラドームでのソフトバンク戦。8回途中までソフトバンク打線を無安打に封じ、1安打無失点で9回を投げ抜いたが、打線が拙攻続きで援護出来ず。両チーム無得点のまま延長に突入した。

 今季初、2年ぶりの先発となった山本が圧巻の投球を見せた。初回、牧原を中飛、今宮を投ゴロ、柳田を一ゴロに打ち取る完璧な立ち上がり。2回1死からグラシアルに四球を与えるも、続く内川を二ゴロ併殺打に切って取った。4回から7回までは4イニング連続で3者凡退に封じ、付け入る隙を与えない完璧な投球を続けた。

 8回、先頭のグラシアルの打球を遊撃の安達が弾くエラー。続く内川の犠打で走者が二塁に進むと、松田の打球は三遊間を破って左前へ。初安打を許し、ノーヒットノーランの大記録はならず。ただ、この当たりで本塁を狙った代走福田を、左翼の佐野が刺す好返球。山本もこの後を踏ん張り、得点を与えなかった。

 その裏、オリックスは、ここまで苦戦を強いられていた大竹から、先頭の若月が二塁打を放って出塁。佐野の犠打が内野安打となり、無死一、三塁にチャンスを広げた。だが、福田が空振り三振に倒れると、続く西浦の浅い中飛で二塁走者の佐野が飛び出してしまうボーンヘッド。チャンスは一気に潰れた。

 山本は9回も無安打に封じ、9回1安打無失点の圧巻の好投。だが、打線は9回も得点を奪うことが出来ずに試合は延長に突入した。山本はここで降板。9回、100球を投げて1安打無失点、8奪三振の好投だったが、勝敗はつかなかった。

 9回でマウンドを降りた山本は球団を通じて「今シーズン初先発ということで、昨日から気持ちが昂っていました。四球を2つ出してしまったことは反省点ですが、ここまでしっかりと準備してきたことが試合に出せたと思います。ピンチの場面で野手の方々に助けて頂きながら、9回まで0点で抑えることが出来て良かったです」とコメントした。(Full-Count編集部)