<イオンモール名取>総店舗240、東北最大級、19日に増床リニューアルオープン

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杜せきのした駅とデッキで直結する増床棟

 イオンモール(千葉市)は19日、イオンモール名取(宮城県名取市)を増床リニューアルオープンする。2007年2月の開店以来、増床は初めて。隣接する既存棟の大規模改装も行い、増床着工前の16年度に年約950万人だった来館者を約1200万人に拡大する集客効果を見込む。

 増床棟は鉄骨3階、延べ床面積約2万5000平方メートル。1階はピロティ形式の駐車場となる。2階には吹き抜けの空間を配し、屋根付きのデッキで仙台空港アクセス線杜せきのした駅と直結する。2、3階には東北初出店の飲食店など計約50の専門店が入る。

 既存棟を含めた延べ床面積は約14万2000平方メートル、総店舗数は約240で、同社が東北6県で運営する14のショッピングモールの中で最大規模となる。

 既存棟には人気の食物販店を集めた「けやきマルシェ」を新設。名取市の子育て支援拠点施設や市図書館の返却ボックスなども備え、地域連携を深める。

 主なターゲットの30~40代ファミリー層への訴求力を強めながらシニア世代の取り込みも進め、福島、山形両県にも一層の商圏拡大を図る。イオンモール名取の前森剛志ゼネラルマネージャーは「近隣だけでなく、車で1時間以上の場所からもお越しいただき、長い時間ショッピングを楽しめるような店づくりをしたい」と話す。

 イオンモールの三嶋章男常務営業本部長は「既存の有力店の増床が一番投資効率がよく、確実な集客につながる」と強調する。

 一方、東北大雨宮キャンパス跡地(仙台市青葉区)で計画する商業施設の開業時期については、「建設コストが高まっており、新規出店は時機を見ながら慎重に進める」と説明する。