「古川の桜」列車と共演 諫早・多良見 国道207号

国道207号を彩る古川の桜並木=諫早市多良見町

  長崎県諫早市多良見町の大草地区を通る国道207号沿いにあり、地名から「古川(ふるこ)の桜」と呼ばれるソメイヨシノが満開。並行するJR長崎線の列車や線路脇の菜の花との共演を撮影しようと、カメラを構える人々が歩道に並んでいる。
 桜並木は71本。国道の上をアーチ状に覆い、春ならではの景色が楽しめる。長崎市から友人と訪れた主婦の吉田美知子さん(66)は「大草地区の弓なりの線路や道路、桜の回廊、光る海の風景が好きで、毎年来ている」と見入っていた。
 道路を管理する県県央振興局によると、来週前半まで楽しめそう。

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