ナショナルズが乱戦制す 押し出し四球でサヨナラ勝ち

【フィリーズ8-9xナショナルズ】@ナショナルズ・パーク

ナショナルズがフィリーズとの点の取り合いを制し、9回裏にジェイク・ノールが押し出し四球を選んでサヨナラ勝ち。フィリーズの開幕からの連勝を4で止めた。試合は8対8の同点で9回に突入し、9回表をクローザーのショーン・ドゥーリトルが三者凡退に抑えて流れを作ると、その裏、ナショナルズはヒットと2つの四球で無死満塁の大チャンス。ここでドゥーリトルの代打として登場した新人・ノールが冷静に四球を選び、チームをサヨナラ勝ちに導いた。

アーロン・ノラ(フィリーズ)とアニバル・サンチェス(ナショナルズ)の両先発で始まったこの試合は、1回表にフィリーズがリース・ホスキンスのタイムリーなどで2点を先制。その裏、ナショナルズはアンソニー・レンドンの2号ソロとライアン・ジマーマンの1号2ランで逆転に成功した。3回裏にはナショナルズがフアン・ソトの1号3ランでリードを4点に広げたが、フィリーズは4回表にセザー・ヘルナンデスのタイムリー二塁打などで2点、8回表にアンドリュー・マカッチェンのタイムリー二塁打などで4点を奪って逆転。しかし、ナショナルズは8回裏にヤン・ゴームスのタイムリー二塁打などで同点とし、9回裏に押し出し四球でサヨナラ勝ちを決めた。なお、フィリーズのブライス・ハーパーは2安打3四球で5出塁。古巣ファンからの大ブーイングを受けながら、前日に続いて見事な活躍を見せた。

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