九条の会の看板に落書き

那須烏山署、巡回強化へ

©株式会社下野新聞社

被害のあった看板を確認する那須烏山署七合駐在所員=3日午前、那須烏山市大桶

 那須南九条の会が那須烏山市内に設置する看板3カ所に、赤いスプレーでバツ印が付けられる被害があったことが3日、分かった。同会から通報を受けた那須烏山署は同日、現場を確認した。同署は同様の被害が出ないよう、今後パトロールを強化する。

 被害があったのは、同市大桶(おおけ)の国道294号沿いに設置された看板。縦約1メートル、横約60センチで「憲法9条は世界の宝」などと書かれていた。同会の会員が被害に気付き、地元の七合駐在所に通報。同駐在所員が被害を確認し、写真に収めるなどした。

 同会によると、被害は3月下旬以降にあったとみられる。同会は3日、新しい看板に取り換えた。現時点で被害届の提出は考えていないが、今後も続くようなら検討するという。

 同会の高野允義(たかののぶよし)代表(72)は「思想の違いがあっても、このような心ない行為は許せない」と話している。