三菱地所、50年社債を発行へ

国内最長、低金利背景に

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 不動産大手の三菱地所が償還期間を50年とする約100億円の社債を発行することが4日、分かった。日銀のマイナス金利政策導入以降、市場金利が低下しており、コストを抑えながら資金を調達するのが狙い。同社によると、国内で発行する社債としては最長となるという。

 金利は投資家の需要を見て4月中旬にも決める。野村証券が主幹事を務める。

 日本国債の償還期限は最長40年で、国内の民間企業でも発行事例は限られる。ただ東京都心に競争力のある物件を多数保有する三菱地所は「収益基盤が強固」(国内格付け会社)で、保有リスクが高くなる50年債でも信用が得られると判断したとみられる。