書籍で振り返る平成と皇室 花巻・大迫図書館テーマ展

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皇室関連書籍や平成史に関する本を紹介するテーマ図書展

 花巻市大迫町の大迫図書館(小原千晴館長)は28日まで、テーマ図書展「平成から次の時代へ 皇室の本展」を開いている。5月1日に新皇后さまになられる皇太子妃雅子さまの母方家系が同町亀ケ森にゆかりのある先人につながりがある。住民は大迫地域と皇室の関連や、新元号「令和(れいわ)」の典拠となった万葉集にも関心を高めている。

 雅子さまの曽祖父は盛岡市出身の海軍大将山屋他人(やまやたにん)(1866~1940年)。他人の伯父は現在の同町亀ケ森出身の野辺地尚義(1825~1909年)。同図書館などによると、京都に創設された日本初の公立女学校の校長を務め、政財界や上流社会の社交場となった東京・芝の「紅葉館」の主人にもなった人物。

 新天皇に即位される皇太子さまは浩宮時代の1978年7月、当時の大迫町の山岳博物館を見学された。

 図書展では書籍58冊を展示。ビデオで上映された皇后さまの講演を収録した「橋をかける 子供時代の読書の思い出」のほか、「10代に語る平成史」(岩波ジュニア新書)や、花巻市名誉市民の山折哲雄さんが監修した「図解でわかる 14歳からの天皇と皇室入門」は中高生にお薦めだ。午前9時~午後6時。26日休館。