原田泰造が続編ドラマに手応え! 悲惨な話も「夢があり現実逃避できる」

4月7日スタートのNHK BSプレミアム「大全力失踪」(日曜午後10:00)の試写会に原田泰造、緒川たまき、優希美青が参加した。

同作は各地を訪れる磯山武(原田)の出会いと別れを描いたさすらいの物語「全力失踪」の続編。人生のリセットを求めて7年の完全失踪を遂げて帰ってきた男・磯山が、友人の怪しい頼みごとを引き受けたことから、殺人犯として追われるはめになる。

再び失踪する原田は「普通のおじさんが殺人犯として追われて日本全国逃げ回るっていう悲惨な話なんですけど、結構明るく撮影をしていました。すごく僕にとっては夢があるドラマで現実逃避できる」と続編制作に手応え。テーマについては「『嫌なことから逃げるというのはそんなに悪いことじゃない』と言っているようで、僕にはしっくりきています」とアピールした。

妻役の緒川は「前作で磯山さんが7年間の失踪を終えた後、そのやり切った感に見直したというかほれ直したというか、そういう気持ちが芽生えておりまして、今回は磯山さんに対して“一目を置かれる人になったな”という認識を持っています」と変化を口にし、「冷たくしながらも、ちょっとまぶしく磯山さんを見ているような気持ちを私は胸に抱きながら演じていました」と話した。

娘役の優希は「泰造さん大好きなんです。だからお芝居とはいえ、きついことを言ったりするのが本当につらかった」と笑わせ、「泰造さんの子犬のような寂しい目とか、しぐさだったり表情だったりしゃべり方だったり、一つ一つが磯山さんそのもの」と太鼓判を押した。

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