エンジニアリング会社運営する
ロボットプログラミング教室
土曜日、彦根にあるスタイリッシュな建物に集まる子どもたち。幼稚園児から小学6年生まで、18人の子どもたちが通うロボットプログラミング教室です。
2018年6月から始まったこの教室は、産業用機械のコンサルティング、システム設計開発、自動化設備プログラミングを事業主体とする株式会社PROıSEEDが運営しています。子どもたちを指導する福原さんは、同社のホームページを制作するスタッフですが、教室運営が始まる前、突然、社長からロボットプログラミング教室の先生に抜擢されたそう。
「小さい子どもさんとどう接していいか、大勢の前でどんな指導をすればいいのかがわからず、最初は戸惑いました」と福原さん。それでも子どもたち一人ひとりの名前を覚え、コミュニケーションをとりながら少しずつ信頼関係を築いていったとのこと。「こちらから話しかけないと、話をしてくれなかった子が、今では作品を見てほしい!って寄って来てくれます。それが本当にうれしくて」と笑顔。
プログラミングの楽しさを伝えたい
どう教えればわかりやすいのかは、システム設計が本業の同社ならではの強み。
「原理を理解してもらおうとすると勉強っぽくなるので、つまづきポイントだけサポートし、自主性を大切にした指導を心がけています。今後も楽しみながら通ってもらえる雰囲気を作っていきたい」と福原さん。
「いつかこの教室で育った生徒と仕事がしたい」そう話す青柳社長の目標を実現
する日も、遠くはないかもしれません。