バルガス、レアードに一発を浴びるが大量援護もありプロ初勝利の権利
■西武 – ロッテ(4日・メットライフ)
西武の4年目右腕・本田圭佑投手が4日、ロッテ戦に先発し7回途中4失点と試合を作り、プロ初白星の権利を持って降板した。
プロ4年目、3回目の先発マウンドで結果を残した。初回にロッテ3番・中村に四球を与えたものの、その後は多彩な変化球でロッテ打線に的を絞らせなかった。4回までノーヒットピッチング。5回にバルガスに特大の1号2ラン、7回にはレアードに5号2ランを浴び、2番手の野田にマウンドを譲った。
過去2度の先発では3回を投げ切ることができなかったが、この日は味方の大量援護に守られながら7回途中まで4失点。自己最長イニングを投げ試合を作り、先発の役割を十分に果たした。離脱者が相次ぎ、開幕ローテ入りをつかんだ本田。勝負の4年目は、幸先のいいスタートを切れそうだ。(安藤かなみ / Kanami Ando)