“トッテナムのフレンキー・デ・ヨング”になる可能性があった!? 「長い間検討した」

トッテナム移籍の可能性があったフレンキー・デ・ヨング photo/Getty Images

アヤックスに所属するオランダ代表MFフレンキー・デ・ヨングは、今夏のバルセロナ移籍が決定している。しかし、以前には別のクラブへの移籍を検討していたことを明かしたようだ。

英『FourFourTwo』によると、デ・ヨング獲得に動いていたクラブはトッテナムだという。彼は同メディアのインタビュー内で移籍について悩んでいた時期があると次のように語った。

「ぼくはその期間に怪我をしていたので、移籍はまだ早いと思っていた。ぼくはアヤックスにもう1年とどまるべきか、あるいはもっと長い時間を過ごすべきだと感じたんだ。ぼくは彼ら(トッテナム)のオファーを長い間検討したよ。トッテナムはとても安定したクラブだと思っている、そして彼らはさらに良くなっているね。トッテナムは若い選手たちにチャンスを与えるし、マウリシオ・ポチェッティーノは本当に若い選手たちを成長させる監督だと思う。彼らがしているようなフットボールが好きだ。ぼくに合っていたと思うね」

同時に、彼はバルセロナ移籍を決断した理由も明かしている。

「ぼくは常にバルセロナでプレイしたいと思っていたよ。アヤックスに支払うために彼らが用意したお金は、僕に対してどれほど本気であるかを示してくれた。もう2度とやってこないだろうチャンスを、ぼくは掴まなければならないと感じたんだ」

トッテナムはタイミングが悪かった。「デ・ヨングが怪我さえしていなければ」と思っている関係者は多いだろう。しかし、補強ゼロでもプレミアでそれなりに戦えているトッテナムに彼が本当に必要だったのだろうか。余剰戦力になってしまう可能性もあるだけに、本人の希望していたバルセロナに移籍したことで丸く収まったのかもしれない。

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