熊本県内、梅毒新たに3人 過去最多ペース

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 3月25~31日の熊本県感染症情報によると、県内の医療機関から梅毒の患者が3人報告された。2019年に入ってからの累計は30人になり、18年の同時期の18人を上回る過去最多のペースで増えている。

 県健康危機管理課によると、梅毒の感染者は16年まで年10人前後で推移。17年が79人、18年が113人と、過去最多を続けて更新した。同課はコンドームの使用などの注意を呼びかけている。

 梅毒は性的接触で感染。初期は感染部位にしこりができ、股の付け根のリンパ節が腫れることがある。3カ月以上放置すると手のひらや足の裏、体全体に発疹が出ることもある。妊婦が感染すると、死産や早産など胎児にも影響する。

 県内50の定点医療機関から報告された感染性胃腸炎の患者数は、前週比25人減の354人。保健所管轄別では、荒尾・玉名で伝染性紅斑(リンゴ病)と水痘の2疾患が警報レベルにある。百日ぜきが6人報告された。(林田賢一郎)

(2019年4月5日付 熊本日日新聞朝刊掲載)