ターンブルが10奪三振の力投 タイガース3連勝

【ロイヤルズ4-5タイガース】@コメリカ・パーク

タイガースは、先発のスペンサー・ターンブルが自身初の2ケタ奪三振となる10奪三振をマークするなど、6回3失点(自責点2)の力投を披露。打線は3対3の同点で迎えた7回裏に、ロイヤルズ救援陣から2点を奪って勝ち越しに成功し、救援陣がリードを守り抜いて5対4で接戦を制した。2イニングを投げてロイヤルズ打線をアレックス・ゴードンの2号ソロによる1点のみに抑えたタイガース2番手のブレイン・ハーディが今季初勝利。3連勝となる試合を締めくくったクローザーのシェーン・グリーンは、早くも今季5セーブ目をマークした。

ターンブルは80マイル台前半のカーブ、80マイル台後半のカッター、90マイル台前半の速球を巧みに投げ分けてロイヤルズ打線を翻弄。初回はホルヘ・ソレアーの二塁打に守備のミスが重なって先制を許したものの、3つの三振を奪い、その後もハイペースで奪三振を積み重ねた。タイガース打線は1回裏にミゲル・カブレラのタイムリーなどで2点を奪って逆転すると、1点ビハインドの5回裏にはニコ・グッドラムが同点のタイムリー二塁打。7回裏にはグッドラムの押し出し四球とクリスティン・スチュワートの犠牲フライで2点を勝ち越し、接戦をモノにして連勝を3に伸ばした。なお、クローザーのグリーンは今季チームが勝利した全ての試合でセーブを記録している。

© MLB Advanced Media, LP.