ストラスバーグ快投 ナショナルズ完封リレーで勝利

【ナショナルズ4-0メッツ】@シティ・フィールド

スティーブン・ストラスバーグ(ナショナルズ)とノア・シンダーガード(メッツ)という好投手同士の投げ合いとなった一戦は、5投手によるリレーでメッツ打線を4安打無得点に抑えたナショナルズが4対0で勝利を収めた。ナショナルズ先発のストラスバーグは、7回途中まで108球を投げて被安打3、奪三振9、与四球1、無失点の快投。2番手のマット・グレイスが1/3回、3番手のジャスティン・ミラーが2/3回、4番手のトニー・シップが1/3回をそれぞれ無失点に抑え、4点リードの最終回はクローザーのショーン・ドゥーリトルが締めくくった。メッツ先発のシンダーガードも負けじと6回1安打2失点の力投を見せたが、打線の援護に恵まれず。ストラスバーグが今季初勝利をマークし、シンダーガードには今季初黒星が記録されている。

ナショナルズは指の骨折で戦列を離れたトレイ・ターナーに代わって遊撃のポジションに入っているウィルマー・ディフォーが2回表一死二・三塁の場面でスクイズを決め、1点を先制。6回表には有望株のビクトル・ロブレスがチーム初安打となる2号ソロを放ち、リードを2点に広げた。9回表にはメッツ3番手のセス・ルーゴと4番手のティム・ピーターソンを攻め、ライアン・ジマーマンの犠牲フライとディフォーのタイムリーで2点を追加。貴重な追加点を奪ってリードを4点に広げ、試合を決めた。好投を続ける投手陣を打線が見殺しにしたメッツとは対照的に、投打がしっかり噛み合ったナショナルズ。先制、中押し、ダメ押しと理想的な形で得点を奪い、投手陣の頑張りに応えた見事な勝利だった。

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