新潟水俣病、知事に現地訪問要請

被害者団体が面会で

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新潟水俣病の被害者団体と面会する新潟県の花角英世知事=5日午前、新潟市

 新潟水俣病の被害者団体が5日、新潟県の花角英世知事と新潟水俣病資料館(新潟市)で面会した。原因企業の昭和電工の工場跡(同県阿賀町)や、メチル水銀を含む排水が流出した阿賀野川流域を早期に訪問し、現地で被害者から状況説明を受けるよう要請した。

 水俣病の認定審査会の在り方と運用の改善や、被害地域住民の健康調査を国に働き掛けることなども求めた。面会は冒頭が公開され、新潟水俣病共闘会議の中村洋二郎議長は「現地に行き、どのように水銀が垂れ流されたのか理解してほしい」と強調した。

 花角知事は「認定基準は必要なら見直していく。訪問は、これから考えていく」と述べた。