インディアンス・バウアー 7回無安打投球で今季初勝利

【ブルージェイズ1-4インディアンス】@プログレッシブ・フィールド

インディアンスのトレバー・バウアーが、7回1安打1失点の好投を見せた前回登板に続いて見事なピッチングを披露した。この日のバウアーは制球に苦しみ、6つの四球を与えたものの、ブルージェイズ打線を相手に7回までノーヒットピッチング。球数が117球に達したため、ノーヒッターに挑戦することなくリリーフ陣にマウンドを譲ったが、前回登板に続く快投で今季初勝利をマークした。なお、インディアンスの継投ノーヒッターは、9回表先頭のフレディ・ギャルビスにセンターへのヒットを許して失敗。インディアンスは4対1で勝利を収めた。

インディアンスは4回裏にロベルト・ペレスの犠牲フライなどで2点を先制し、7回裏にはホゼ・ラミレスの犠牲フライとブラッド・ミラーの押し出し四球で2点を追加。バウアーが7回までノーヒットピッチングを継続し、観衆の注目は「継投ノーヒッターなるか」の一点のみに集まった。8回表、2番手のジョン・エドワーズは一死後に2つの四死球で一・二塁のピンチを招き、ダニー・ジャンセンを空振り三振に仕留めたものの、ビリー・マッキニーを歩かせて満塁。ここでインディアンスはクローザーのブラッド・ハンドを投入し、ルルデス・グリエルJr.を二塁フライに打ち取った。しかし9回表、ハンドがギャルビスにヒットを許して継投ノーヒッターは終了。その後、一死一・二塁からテオスカー・ヘルナンデスにタイムリー二塁打を浴び、一発が出れば同点のピンチを背負ったが、最後は連続三振で試合を締めくくった。

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