ブレーブス快勝 ダルビッシュ5回途中3失点で敗戦投手

【カブス4-9ブレーブス】@サントラスト・パーク

ブレーブスが投打にカブスを圧倒し、9対4で快勝した。ブレーブスは今季初先発となった3年目左腕のマックス・フリードが6回88球を投げて被安打1、奪三振5、無四球、無失点という安定感抜群のピッチングを展開。打線では5番のニック・マーケイキスが3本の二塁打を含む5打数5安打5打点の大活躍を見せた。9回表に3番手のチャド・ソボーカが2本塁打を浴びるなど、カブスに4点を返されたものの、最後は4番手のA.J.ミンターが二死二・三塁の場面でアルバート・アルモーラJr.を空振り三振に抑えて試合終了。ブレーブスは3勝3敗と星を五分に戻し、一方のカブスは開幕6試合で1勝5敗となった。

カブス先発のダルビッシュ有は、またしても苦しいピッチングとなった。初回は二死からフレディ・フリーマンに四球を与えたが、3つの内野ゴロで無失点。2回裏はヒットと四球で一死一・二塁のピンチを招いたものの、後続を抑えて無失点で切り抜けた。3回裏は三者凡退に抑えたが、4回裏は一死からマーケイキス、オジー・アルビーズ、ブライアン・マッキャンに3連打を浴びて1失点。5回裏に無死一・二塁のピンチを招いたところで降板し、リリーフ陣がこの走者を生還させたため、ダルビッシュに2失点が追加された。5回途中まで71球を投げ、奪三振2に対して与四球は4。今後の復調に向けて、制球難の克服が急務となっている。

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