ハミルトン、F1バーレーンGPのスタート失敗を猛省「スタート練習にどれだけ必死に取り組んできたことか……」

 ルイス・ハミルトンは、メルセデスにおいて絶好調にあるが、5度のF1チャンピオンの彼は、ある重要な側面を持つ作業に手こずっていることを認めた。

 ハミルトンは開幕戦オーストラリアGPでポールポジションを獲得したが、チームメイトのバルテリ・ボッタスにスタートで抜かれてしまった。

 そして先週末の第2戦バーレーンGPでも、ハミルトンはスタートに苦しむことになった。重大なミスではなかったが、それでもこの時のスタートは彼の基準には達しないものだった。

 ハミルトンはスタートを改善するために、もっと取り組みを行う必要があることを認めた。

「スタートについてどれだけ必死に取り組んできたか、言い表せないくらいだ。あのスタートは本当にまずいものだった」とハミルトンはレース後に語った。

「これからもスタートへの取り組みを続けるつもりだ。つまずいて、転んでも立ち上がる。プッシュし続けるだけだ」

「幸い僕はまだ先頭集団にいたし、バルテリを抜くことができた。あの戦略には満足している。それにセバスチャン(ベッテル/フェラーリ)とのバトルは素晴らしかった」

 フェラーリのシャルル・ルクレールがエンジントラブルによりペースを落とさざるを得なかったため、最終的にハミルトンはキャリア74勝目を挙げ、2019年シーズン最初の優勝を飾ることになった。

 だがバーレーンでのフェラーリの優れたペースは、メルセデスの懸念材料となった。優勝したハミルトンも、自身とチームには“興奮して手放しで喜べる”理由はないと主張している。

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