長谷川京子がコンプライアンスすれすれ!? 濃厚ラブシーン!!

NHK総合で4月19日スタートの連続ドラマ「ミストレス~女たちの秘密~」(金曜午後10:00)の試写会が行われ、主演の長谷川京子、共演の水野美紀、玄理、大政絢が出席した。濃厚なラブシーンを演じる長谷川は「撮影では朝から猛烈なキスシーンがあったり、手を変え品を変え、いろいろやっています。40歳になって意外といろんな種類のラブシーンがやれるようになったんだって気付いた。経験してきたんだな」と苦笑いで明かした。

ドラマは世界各国でリメークされている英国BBCの大ヒットドラマ「The Mistresses」を原作に、不倫関係にあった恋人の自殺ほう助を疑われる医師の柴崎香織(長谷川)、海外で消息不明になっていた夫の死亡保険金が下りたばかりの野口友美(水野)、無精子症の夫を持つ原田冴子(玄理)、恋愛に奔放な水島樹里(大政)の女性4人組の急転する日々を描くストーリー。

演出を担当した片岡敬司氏が「コンプライアンスすれすれです。長いこと演出をやっていますが、『そのキス、もっと音をさせて』と言ったのは初めてでした」と攻めたドラマになったことを明かすと、長谷川も「現場では『若い男の子とのシーンだから情熱的ではなく、もっとお互いを慈しみ合いながらですよね』とか会話をしながら作っています。相手役が若い子なので、自分から提案しなければいけない歳になったんだなとか思いながら」と積極的に意見を出し合ったことをアピール。

さらに長谷川は「自分自身に幸せって、愛って何だろうと問うことが多い作品。日本の女性は抑圧的な社会の中で、身を縮めて生きている部分があると思う。でも、この作品では常識や倫理観は必要だけど、それとは別に自分の感情に素直になろうと4人の女性が体現しています。皆さんにとって、何かの引っ掛かりになれれば」とドラマの意義を訴えていた。

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