「すばらしいまちづくりを」復興相、町職員ら激励 大熊、10日一部避難解除

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職員を激励する渡辺復興相(左)=会津若松市の大熊町役場会津若松出張所

 東京電力福島第1原発事故で全町避難する福島県大熊町の一部地区で避難指示が10日に解除されるのを受け、渡辺博道復興相は5日、会津若松市の町役場会津若松出張所を訪れ、職員らを激励した。

 渡辺復興相は政府が5日、大川原、中屋敷両地区の避難指示解除を正式決定したと渡辺利綱町長に報告。「全町避難から8年、苦労は多かったと思う。今後もすばらしいまちづくりをしてほしい」と述べた。

 渡辺町長は「避難解除は町の一部。町民が戻れる環境整備に一層努めたい」と応え、帰還困難区域全域の具体的な復興の取り組み方針や復興・創生期間終了後の財源確保などを求める要望書を手渡した。

 執務室を回り職員をねぎらった渡辺復興相は取材に「帰還困難区域は長い年月がかかっても、帰れる環境をつくる」と強調した。