菊池5回6失点で勝ち負けつかず マリナーズ逆転負け

【マリナーズ8-10ホワイトソックス】@ギャランティード・レート・フィールド

マリナーズの菊池雄星が日本時間4月6日のホワイトソックス戦で3度目の先発登板。遊撃ティム・ベッカムの3失策に足を引っ張られ、5回93球6失点(自責点4)でマウンドを降りながらも、6回表に味方打線が逆転に成功したため勝利投手の権利を手にしたが、リリーフ陣が逆転を許し、メジャー初勝利はお預けとなった。ホワイトソックスは2点ビハインドの7回裏にマリナーズのリリーフ陣を攻略し、ウェリントン・カスティーヨの押し出し死球とヨアン・モンカダの2点タイムリーで逆転に成功。8回裏にはティム・アンダーソンの1号ソロでリードを2点に広げ、ケルビン・ヘレーラからアレックス・コロメイに繋ぐ必勝リレーでこのリードを守り抜いた。

菊池は初回先頭打者のレウリー・ガルシアをベッカムのエラーで出塁させ、無死一・二塁から再びベッカムのエラーにより1失点。さらに無死満塁とピンチを広げ、モンカダに2点タイムリー二塁打を浴びた。2回裏には無死二・三塁からアンダーソンに2点タイムリーを許し、さらに無死一・三塁となってカスティーヨの併殺打の間に6失点目。3回以降は立ち直り、ホワイトソックス打線を1安打のみに封じたものの、球数が93球に達したため、5回限りでマウンドを降りた。被安打7、奪三振4、与四球1、失点6(自責点4)という内容で、防御率は4.02に。3度目の先発登板を終えて、まだ白星も黒星もつかない状態が続いている。

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