巨人菅野137球完投で6連勝、広島は単独最下位…5日セ・リーグは?

移籍後初勝利を挙げたヤクルト・五十嵐亮太【写真:荒川祐史】

阪神は連敗4でストップ 燕五十嵐が移籍後初勝利

 巨人は横浜スタジアムでDeNAに3-2で競り勝ち、6連勝を飾った。エースの菅野が137球6安打2失点で完投し、今季初勝利を挙げた。打線は初回1死から坂本勇の2試合連続となる2号ソロ、丸の通算150号となる3号ソロと2者連続弾。同点の7回にはゲレーロがスコアボード直撃の3号ソロを放ち勝ち越した。DeNAは今永が7回5安打3失点と好投したものの、得点は初回に挙げたソトの4号ソロ、筒香の2号ソロのみだった。

 阪神はマツダスタジアムで広島に3-2で勝ち、連敗を「4」でストップした。1点を追う7回、2死一塁から代打・中谷の左越え1号2ランで逆転した。投げては開幕投手のメッセンジャーが6回4安打2失点に抑え、今季初勝利。日米通算100勝(MLB4勝、NPB96勝)をマークした。広島は同点の4回先頭で鈴木が一時勝ち越しの左越え3号ソロも打線が4安打。7回7安打3失点と好投した開幕投手の大瀬良を見殺しにした。2連敗で単独最下位に転落した。

 ヤクルトは神宮で中日に8-7で逆転勝ちした。1点を追う8回2死満塁で西浦の中前2点打で逆転。8回を無失点に抑えた4番手の五十嵐が古巣復帰後初勝利を挙げた。中日は6番手の祖父江が誤算だった。2016年6月1日以来1038日ぶりの貯金1を目前で逃した。(Full-Count編集部)

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