リビア、首都に軍事組織迫る

国連懸念、自制呼び掛け

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5日、リビア東部ベンガジの空港を出発する国連のグテレス事務総長(前列右)(ロイター=共同)

 【カイロ、ニューヨーク共同】国家分裂状態のリビアで5日、シラージュ暫定首相が拠点とする首都トリポリを目指し、東部ベンガジを拠点とする有力軍事組織「リビア国民軍」(LNA)が進軍を続け、首都南郊まで迫った。国連安全保障理事会は同日、緊急会合を開催し、LNAを率いるハフタル司令官に進軍停止を呼び掛けた。

 2011年のカダフィ独裁政権の崩壊後、民主化プロセスが停滞しているリビアのさらなる混迷につながりかねず、同日までリビアを訪問しハフタル氏らと会談したグテレス国連事務総長は「深い懸念」を表明。トリポリでの軍事衝突を回避するよう訴えた。