ツインズのポランコがメジャー今季初のサイクル安打

【ツインズ4-10フィリーズ】@シチズンズバンク・パーク

ツインズの正遊撃手、ホルヘ・ポランコが今季メジャー初のサイクル安打を達成した。フィリーズ戦に「2番・遊撃」で先発出場したポランコは、初回にセンターへの三塁打を放つと、3回表にセンターへのヒット、5回表にライトへの1号ソロ、7回表にレフトへの二塁打を放って4打席でサイクル安打を達成。9回表にもライトへのヒットを放ち、5打数5安打の大暴れだった。ツインズの選手によるサイクル安打は、2009年のマイケル・カダイアー以来10年ぶりで、ミネソタ移転以降では球団史上11人目。昨季は8月から9月にかけて4人が達成したが、今季は早くも4月にメジャー第1号が誕生した。なお、ツインズはポランコの活躍がありながらも、4対10でフィリーズに敗れている。

フィリーズは初回から打線が爆発。ジーン・セグーラのタイムリー二塁打とリーズ・ホスキンスのタイムリーで2点を先制すると、さらに二死満塁からマイケル・フランコが2点タイムリー二塁打を放ち、ツインズの守備のミスも重なって一挙5点のビッグイニングとなった。その後も打線がつながり、終わってみれば11安打の猛攻で10得点。4番のホスキンスが3安打4打点の活躍を見せたほか、6番のオドゥベル・ヘレーラも3安打をマークした。先発のニック・ピベッタは5回4失点(自責点3)ながら打線の援護に恵まれて今季初勝利。ツインズは先発のジェイク・オドリッジが大誤算で、1イニングすら投げ切ることができず降板した。

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