茨城ロボッツ、新ホーム初戦 ファン5000人超、大熱狂

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茨城ロボッツの選手に声援を送る観客席のファンら=水戸市緑町のアダストリアみとアリーナ

■B2リーグ記録更新

今月オープンした水戸市緑町のアダストリアみとアリーナ(東町運動公園体育館)で6日、プロバスケットボール男子のBリーグ2部(B2)サイバーダイン茨城ロボッツのホームゲームが開催された。同会場のこけら落としとなったこの日の群馬戦には、B2リーグ記録を更新する5041人の観客が駆け付けた。

昨季までロボッツに在籍し、現在は東京海上日動でプレーする取手市出身の一色翔太さん(31)は「小、中学生の時に昔の体育館でよく試合をした。寂しい思いもあるが、こんな体育館で試合ができる今の子たちがうらやましい」と、かつては「スポセン」の愛称で親しまれ、県内バスケットボールの聖地として各年代の大会が開かれていた会場の変貌に驚いていた。

ロボッツは今月からこのアリーナをホームコートに定めた。那珂市、荻谷彩花(いろは)ちゃん(5)は「広くてかっこいい」と気に入った様子。平尾充庸選手のファンだといい「ボールを運んでいるところがかっこいい。勝ってほしい」とエールを送っていた。

■大歓声で選手後押し

アリーナでは大歓声が終始こだました。特に相手フリースロー時のブーイングはすさまじく、リーグ2位のフリースロー成功率を誇る群馬の選手がミスを連発。ロボッツの選手を声で後押しした。

試合は延長戦の末に敗れ、ロボッツが今季目標としてきたB2優勝、1部(B1)昇格の可能性は無くなった。守谷市、公務員、平井正志さん(44)は「来季もずっとずっと応援します。きょう悔しかったと思うので、頑張ってくれるはず」とこれからに期待していた。(矢幡佳那子)

■茨城ロボッツ・スポーツエンターテインメントの上原和人ゼネラルマネジャー 注目されて良かった

茨城で5千人入るバスケットボールの試合はこれまでなかった。正直、見に来る人がいるか心配だったが、注目してもらえて良かった。

■県バスケットボール協会の薄井宏美会長 バスケ普及に大きい

観客に子どもたちが多く、バスケの普及にすごく大きい。(5、6月には)この体育館で女子日本代表とベルギーの試合も行われる。ロボッツに負けないくらい観客が入ってほしいし、同じくらい国体も盛り上げたい。