eスポーツ、青森県でも盛り上げよう/「協会」19日に発足/6月には国体予選

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 対戦型コンピューターゲームで腕を競う「eスポーツ」を青森県でも盛り上げようと、県内の有志でつくる「県eスポーツ協会」が今月発足する。世界的に人気が高まるeスポーツの普及や関連するIT人材の育成を目指しており、6月には今秋の茨城国体の県予選会を予定。関係者は、イベントなどを通じた地域活性化に期待を寄せている。

 役員にはNPOやテレビ局、FM局の幹部らが名を連ね、あおもりコンピュータ・カレッジ(青森市)校長の千葉哲泰氏が会長を務める予定。19日に設立総会を開く。

 協会は、eスポーツを知ってもらうための体験会をはじめ、各種大会やイベントを開催。大会の企画・運営者らの養成や青森県プロチームの結成に向けて選手も育成する予定。360度の大型スクリーンを備える青森市のアスパムをeスポーツの拠点にしたい考えだ。

 9月開催の茨城国体では、人気サッカーゲーム「ウイニングイレブン(ウイイレ)」などを使った都道府県対抗のeスポーツ競技会が実施される。国体では初の試みとなり、県協会も予選会を開き、県代表を送りたい考えだ。

 事務局の深石浩史さん=スポーツ・イノベーション・アライアンス東北代表理事=は「eスポーツは新しいジャンルで、今後ビジネスにもなり得る。県内で大会やイベントが開かれれば全国や世界からの誘客にもつながり、青森県の活性化にもなる」と語った。

 協会メンバーでつくる実行委員会は14日午後1時半から、3人一チームで対戦するウイイレの「3対3体験試遊会」を青森市のアスパムで開く。現在、参加10チームを募集している。

 問い合わせはエフエム青森の栗田さんか福井さん(電話017-735-1181)へ。

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eスポーツ エレクトロニック・スポーツの略。コンピューターゲームやビデオゲームを使った対戦をスポーツと捉える。チームに分かれて陣地を取り合うゲームや格闘ゲームなど、種目はさまざま。観客は競技会場の大型モニターやインターネット中継などで観戦する。昨年夏のジャカルタ・アジア大会では公開競技として実施され、サッカーゲーム「ウイニングイレブン」で日本チームが優勝した。2022年の次回大会で正式競技になる。五輪・パラリンピックの種目に採用を模索する動きもある。