ブンデスリーガ第28節が6日に行われ、バイエルン・ミュンヘンとボルシア・ドルトムントによる“デア・クラシカー”が実現した。
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リーグ戦100回目を迎えたドイツのビッグクラブ同士による伝統の一戦。前回のゲームではドルトムントが勝利を収めたが、今試合は本拠地アリアンツ・アレーナの大声援を背にバイエルンが序盤から攻め立てる。10分に左からのCKを獲得すると、チアゴ・アルカンタラが右足でクロスを供給。マッツ・フンメルスが頭で合わせ、バイエルンが先制に成功する。
さらに畳み掛けるバイエルンは17分、DFのボールを奪ったロベルト・レバンドフスキがGKを交わしてシュートを放ち、あっという間に追加点をゲット。さらにバイエルンは41分にハビ・マルティネスのミドルシュート、2分後にはセルジュ・ニャブリがヘディング弾を挙げ、前半だけで4点のリードを奪う。
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試合を決定的なものにしたバイエルンは、後半に入るとリスクを冒すことなく冷静にボールを回し、ゲームを完全に支配。ドルトムントに反撃にチャンスすら与えない。89分にはニャブリのお膳立てからレバンドフスキがドッペルパックを達成し完全決着。王者の風格を見せつけたバイエルンが、ドルトムントを抜いて首位に浮上した。