北陸新幹線 金沢~敦賀 工事費2,263億円増加、国土交通省が認可

国土交通省は、鉄道・運輸機構が申請する北陸新幹線金沢~敦賀の工事費変更について認可。

現認可額は約1兆1,858億円。変更額は約1兆4,121億円で、増加額2,263億円。

この増加額の外的要因については、「当初見込年率1%→2%の物騰にともなう増額」「東日本大震災を踏まえた耐震設計基準の改定(平成24年(2012年)9月)等にともなう増額」「消費税率の改定による増額」などをあげている。

また、事業実施にともなう増額については、「新幹線工事に関する地元との協議結果にともなう増額(急速施工等)」「事業着手後に判明した地盤条件等の見直しにともなう増額 (工法見直し等)」をあげる。

いっぽうで、用地取得費の精査、発生土運搬先の見直し等によって、349億円のコスト縮減も図られたと伝えている。

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