【卓球】丹羽が張本を破る 昨年のリベンジを果たし3位入賞<アジアカップ>

写真:丹羽孝希(スヴェンソン)/撮影:ラリーズ編集部

<LION ITTF・ATTUアジアカップ横浜2019(横浜文化体育館) 2019年4月5日~4月7日>

7日、横浜文化体育館で開催されている卓球アジアカップ2019は大会3日目を迎え、男子3-4位決定戦が行われた。

張本智和(4月度世界ランキング4位・木下グループ)と丹羽孝希(同8位・スヴェンソン)という日本選手による対戦になったが、丹羽が昨年のリベンジを果たす形で3位入賞を決めた。

途中のアクシデントも、丹羽が勝利

昨年の同大会5-6位決定戦でも二人は対戦しており、その際は4-3で張本が接戦を制していた。

今回はリベンジに燃える丹羽が序盤から好調の様子。ロビング後に台から離れた位置から逆襲して見せるなど、幸先よく2ゲームを連続で奪った。

張本がここから1ゲームを奪い返すも、丹羽が第4ゲームを取って勝利に王手をかけたところで、アクシデントが発生。張本が手のけがを訴え、審判長立ち会いのもとゲームが一時中断に。

治療後にゲームは再開され、息を吹き返した張本が第5ゲームを奪うも、好調の丹羽が第6ゲームを守りきり、勝利を決めた。

日本選手のアジアカップ2019はこれにて全日程が終了。男子は丹羽孝希が3位、張本智和が4位と、中国勢には及ばなかったが、21日からの世界選手権に向けてはずみをつけた。

アジアカップ2019 男子3-4位決定戦結果

張本智和2-4 〇丹羽孝希
7-11/3-11/11-3/5-11/11-9/8-11

文:ラリーズ編集部

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