長崎ハタ揚げ大会 色とりどり 春楽しむ

元気よくハタ揚げを楽しむ子どもたち=長崎市、唐八景公園

 長崎ハタ揚げ大会が7日、長崎市の唐八景公園で開かれ、約1万人の来場者が、色とりどりのハタが春の青空を舞う姿を楽しんだ。
 長崎新聞社、長崎ハタ揚げ振興会主催、JT長崎支店協賛、あたご自動車学校、浜屋百貨店、明治、西部ガス、NTT西日本長崎支店協力。
 この日の長崎は、最高気温20.8度(午後2時20分ごろ)と4月下旬並みの暖かさ。無風に近い状態が続くあいにくのコンディションの中、メインイベントのハタ合戦では、出場した男性16人が巧みにハタを操り空中戦を展開。平成最後の覇者に、五島市上大津町の川口進さん(71)が輝いた。
 会場を訪れた子どもたちは、一銭バタを揚げようと駆け回り、家族連れは芝生の上で弁当を広げるなどして、春の一日を楽しんだ。

優勝を決め、笑顔を見せる川口さん(中央)=長崎市、唐八景公園

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