イチローを超える3090安打を放ち歴代単独22位に浮上したプホルス
■エンゼルス 7-2 レンジャーズ（日本時間8日・アナハイム）
エンゼルスのアルバート・プホルス内野手が7日（日本時間8日）、本拠地レンジャーズ戦の第2打席で右前打を放ち通算3090安打をマーク。2001年の新人王で、現役を引退したマリナーズのイチロー外野手を超え歴代単独22位となり同僚も祝福のコメントを送った。
前日の同戦では7回に今季1号ソロを放ちイチローに並んでいたプホルス。「明日超えられればいいね」と語っていたが、まさに有言実行となった。この日、3回の第2打席で95.4マイル（約154キロ）の直球を捉えた打球は右前へ弾んだ。
プホルスの“イチロー超え”に4戦連発となる5号2ランで祝福したトラウトは試合後に「素晴らしいね。イチローは信じられないくらいの安打数を打った。アルバートは毎日誰かを超えているように感じるよ」と最敬礼。
デビューから10年連続打率3割＆30本塁打＆100打点をマークして3度MVPに輝き、カージナルスを2度の世界一に導くなど輝かしい功績を残す大打者に「彼に『ベーブ・ルースでも超えたら？』と冗談を言ったことがあるよ。彼は毎日殿堂入りの誰かを超えているかのようだね」と、称賛していた。（盆子原浩二 / Koji Bonkobara）
