V長崎、山口とドロー 玉田 待望の2発

【V長崎―山口】後半43分、同点ゴールを決めた後、ボールを持ってセンターサークルに駆け戻るV長崎の玉田(中央)=諫早市、トランスコスモススタジアム長崎

 明治安田J2第8節(7日・トランスコスモススタジアム長崎ほか=11試合)V・ファーレン長崎は山口と2-2で引き分け、3試合ぶりに勝ち点を挙げた。通算成績は2勝2分け4敗(勝ち点8)で、順位は20位のまま。
 V長崎は前半10分に先制を許すと、その2分後にも失点する苦しい展開となったが、27分、元日本代表玉田の移籍後初ゴールで1点差に詰め寄った。後半は攻撃的な選手を投入し、終了間際、大竹のスルーパスから呉屋のシュートのこぼれ球を再び玉田が決めて同点。そのまま試合を終えた。
 首位争いは山形が東京Vに2-1で逆転勝ちし、勝ち点17でトップに立った。柏は琉球と1-1で引き分け、いずれも引き分けた甲府、水戸とともに勝ち点16とした。琉球が同15。ベテラン三浦が先発した横浜FCは福岡と引き分けた。
 第9節は13、14日、各地で計11試合を実施。V長崎は14日午後2時から岐阜市の長良川競技場で19位岐阜と対戦する。

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