Dバックス・ケリーがサヨナラ打 平野はまた失点

【レッドソックス4-5xダイヤモンドバックス】@チェイス・フィールド

4対4の同点で迎えた9回裏、ダイヤモンドバックスは8番のカーソン・ケリーがレフトへのタイムリー二塁打を放ち、サヨナラ勝ちを収めた。9回裏のダイヤモンドバックスは、一死からエドゥアルド・エスコバーのヒットと相手のパスボールで一死二塁のチャンスを迎えたものの、次打者ニック・アーメッドのライトへのヒットで本塁に突入したエスコバーは、右翼ムーキー・ベッツの好返球で本塁憤死。サヨナラ機を逸したかに思われたが、続くケリーがレフトへ二塁打を放ち、二塁走者のアーメッドがサヨナラのホームを踏んだ。

サヨナラで決着した一戦は、2回表にレッドソックスが3点を先制した直後にダイヤモンドバックスが4点を奪って逆転し、ダイヤモンドバックスが1点をリードしたまま終盤に突入。7回表、ダイヤモンドバックスは1点リードを守るべく、平野佳寿を投入した。しかし、平野は先頭のジャッキー・ブラッドリーJr.に四球を与え、続くクリスチャン・バスケスこそ空振り三振に抑えたものの、代打のJ.D.マルティネスにヒットを許し、一死一・三塁のピンチを招いたところで降板となった。その後、ベッツの犠牲フライで三塁走者のブラッドリーJr.が生還したため、平野には1失点が記録。これで今季の4登板のうち3試合で失点したことになり、防御率9.00、WHIP3.33という苦しいシーズン序盤となっている。

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