牛久シャトー 桜と食、市民ら楽しむ 復活へ第一歩

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桜の下で食事を楽しむ来場者=牛久市中央

昨年末に一部事業が撤退した「牛久シャトー」(牛久市中央)の活用へ向け、牛久市や所有会社の「オエノンホールディング」が動きだした。3月29〜31日に事業撤退後初のイベント「2019オエノン牛久シャトー桜まつり」を開催、多くの来場者でにぎわった。市は今回を同園復活の第一歩とし、今後も継続して各種イベントを催していく方針だ。

同園は昨年12月、業績悪化を理由に飲食・物販事業が撤退。ワイン製造や季節のイベントも打ち切られていた。撤退発表以降、事業継続を求める嘆願書や署名が数多く寄せられたことから、3月1日に同市と同社が同園の活用を目指す包括連携協定を結んだ。

同まつりは、協定に基づいた初の共同事業。会場では、多くの市民らが軽食や酒とともに鮮やかに咲く約250本のソメイヨシノを楽しんだ。会場にはオエノンホールディングスと同園周辺の飲食店8店舗が出店。同社のブースでは、同園で発売していたオリジナルワイン「葡萄(ぶどう)の城」も販売され、人気を博していた。同社の担当者は「市との共催イベントを早い時期にできて良かった」と話した。

訪れた阿見町、中島知恵子さん(42)は「桜がきれいでとても良かった。ゴールデンウイークにもイベントを開催してほしい」と期待した。根本洋治市長も「牛久シャトー再出発への初めの一歩。今後も定期的にイベントを開催していきたい」と語った。(秋葉凌)