聖職者の性的虐待、国内で調査へ

日本カトリック司教協議会

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 カトリック聖職者による未成年者への性的虐待問題が世界で相次ぎ発覚していることを受け、日本カトリック司教協議会(高見三明会長)が国内で初めて本格的な実態調査に乗り出すことが8日、分かった。

 協議会広報課によると、東京都内で4日に開かれた常任司教委員会で、長崎をはじめとする全国16司教区を通じた内部調査を、早期に実施する方針を決めた。具体的な方法や開始時期は今後詰めるが、外部に協力を求めることも検討する。

 司教を対象に2002年と12年に行ったアンケートで計5件の被害を確認したが、被害者への聞き取りや関係者の処分といった具体的な措置を取っていなかったという。